醸造について

造るということ

Cantenac Brown - Notre vinification 01Cantenac Brown - Notre vinification 02Cantenac Brown - Notre vinification 03Cantenac Brown - Notre vinification 04Cantenac Brown - Notre vinification 05

9月−10月:収穫は1年の作業の締めくくり。過密かつ和気藹々とした空気が流れます。

数週間にわたって、100名強の収穫スタッフの手をかりて作業を行います。
チームワークが大切です。
熟度が最適に達した品種ごとに、栽培区画別に収穫します。
手作業で収穫されたブドウを、醸造蔵内の温度調整装置付きステンレスタンクへと運び入れます。

手作業で選られたブドウ

収穫スタッフはまず、房単位で手作業による第一次選果を行います。その後、粒単位で第二次選果に入ります。振動式選果台あるいは光センサー式選果機を使用します。それから醸造のスタートです。

  • アルコール醗酵は10日程度続きます。
  • マロラクティック醗酵は樽およびタンク内で行います。
  • 品種および樹齢によって区画に分けられ、区画ごとにブドウは醸造されます。こうすることで、シャトー・カントナック・ブラウンのブレンドに使用されるワインセレクションの精度が一層高まります。

ブレンド作業が完了すると、ワインはフランス産オーク材(中央フランス森林区で伐採されるオークの柾目板を使用)の樽内で、12〜15ヶ月間育成されます。

50%〜70%の樽は新樽、50%〜30%は一年使用樽です。

木の孔を通して空気とワインの接触が得られ、ワインは適度な酸化にさらされます。オーク樽の中に含まれるタンニンのフィネスはワインにとって有益で、同時に、樽の容量は少量なので、ワインの澱も数ヶ月ほどで底に沈澱します。

澱引き作業が行われるのは、まさにこの樽内育成期間中です。

ワインを透明な部分と濁りに分けます。澱引き作業は樽から樽へワインを移し替える方法で進められ、最後は濁った部分を注いでしまわないよう、ガラスのグラスと蝋燭を使って明澄を確認します。この作業は通年スタッフ2名で行ないます。作業が一周したところで、次回の澱引き開始となります。

育成終盤には、ワインはタンクに集められ、瓶詰め準備に入ります。新樽内で育成されたワインと一年使用樽で育成されたものでは異なる育成状態に仕上がりますので、この段階で、すべての生産ボトル内の成分が完全に一致したものになるように、最終ブレンドを行います。

その後、卵白を使用したコラージュです。コラージュとは、瓶詰め後にボトルの底に沈澱する可能性のある浮遊粒子の沈澱を促す、清澄・安定化工程のことをさします。